
ディズニーの伝記本。
ロンドンに住んでいたころ、英語のペーパーバックで買ってみた。しかし、英語は苦手だし、分厚いしで、数ページで挫折。でも、内容は面白そうだったので、日本語で改めて読みなおした。
ウォルトのいい面のみならず、メンタルが弱い部分やろくでなしな部分などもちゃんと描かれていて、面白い。
ちなみにこの本を手にとった理由は二つ。
- 長文を読むなら、英語学習とは関係なく、日本の本屋で売ってたら読みたい本を読むのがいいと思ったこと。
- 個人的に小説は、読むのがむずかしいので、ノンフィクション系がいいと思ったこと。
案の定、英語の勉強とは関係なく日本語でも読みたい内容だったので、興味はもてたが、結局、日本語で読んじゃったので、失敗だったかも。とはいえ、改めてまた挑戦したい気もする。
気がついたら、英語版の方は、Kindleで出てるのね。日本語版も電子書籍になればいいのに。
ただ、改めて両方の冒頭部分を読んでみたところ、日本語版と英語版を同時に英語学習として読み進めるのはかなり難しそう。というのも、内容的にだいたい同じなのだが、日本語版では、大胆にはしょられている部分があったり、書かれている順番が変わっていたりしていて、そのまま英語と日本語が対になっていない。
なので、二つ並べて英語学習もかねて読む場合には、あんまりおすすめできないかもしれない。
ディズニーの伝記本としては、完成度が高いと思うので、ディズニーファンならば普通に読書する価値はある1冊。
創造の狂気 ウォルト・ディズニー (日本語) 単行本

ニール・ガブラー (著), 中谷和男 (翻訳)
史上最高のクリエイター、ディズニーはいかなる人生を送ったのか。彼の才能は天賦のものか、努力の賜物か。ディズニー・アーカイブへの完全なアクセスを許されて書かれた本書が、ウォルトの生涯を明らかにする。その本質は、抑えきれない創造への意欲との葛藤であった。
出典元:「創造の狂気 ウォルト・ディズニー (日本語) 単行本」から引用
Walt Disney (English Edition) Kindle版

Neal Gabler (著)
The definitive portrait of one of the most important cultural figures in American history: Walt Disney.
出典元:Walt Disney (English Edition) Kindle版